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キルギスハニーが今凄い!恐るべきその効果とは?

キルギスハニーが今すごい!恐るべきその効果とは?

中央アジアに位置するキルギス共和国は国土の80%が標高1,000m以上の高山地帯にある山岳国で、手付かずの自然の美しさは「中央アジアのスイス」と呼ばれています。

ここキルギス共和国は天山山脈がそびえており、豊かな水を貯え自然豊かな土地でキルギスハニーが生まれました。なかでも、高山植物の一種エスパルセットを蜜源としたエスパルセットハニーは昔からヨーロッパやアラブの貴族の間で取引されている高級蜂蜜です。

ここでは、キルギスのはちみつの素晴らしい効果を含めご案内いたします。    

【キルギスの白いはちみつ】

白いキルギスハニーの密源は、主にエスパルセット(別名:イガ豆、サインフォイン)と呼ばれる高原地帯に咲くの植物で、他の蜜源から作られるはちみつとは比べ物にならないほどの食物酵素が入っています。

ビタミンとミネラルを多く含み、その味わいと、健康や美容への効果があることからアラブの王族やヨーロッパの貴族、中国の富裕層の間でも人気とされていて、これまではアラブや東南アジアの華僑によって買い占められていました。

養蜂が盛んな先進国では生産性を上げるために抗生物質が投与されている可能性が高いです。

しかし、この白いキルギスハニーはミツバチに抗生物質を投与するようなこともない100%天然オーガニックなので安心できます。

白く結晶化した見た目が特徴ですが、普通のはちみつとは異なり、まるでバターのように塗れる滑らかさがあり、後味は上品な甘さが残ります。

はちみつ独特のクセがなく香りも控えめなので、一般的なはちみつが苦手な人にもおススメです。  

「白いはちみつキルギスハニー」には2種類ある

白いキルギスハニーには2種類が存在しています。
手を加えて白くしたはちみつと、手を加えずに自然と白く結晶化するはちみつの2種類です。  

手を加えて白くしたはちみつ

◆攪拌して白くしたはちみつ

蜜源となるエスパルセットの含有率が低いので、結晶化してもやや茶色もしくは黄色っぽい蜂蜜ですが、攪拌することによって白くした蜂蜜があります。

はちみつもメレンゲと同じように攪拌することによって白くなります。

現地では「クリームはちみつ」「クリーミーはちみつ」と呼ばれたりしますが、ラベルには「エスパルセットはちみつ」や「白いはちみつ」と書かれているため、見ただけでは攪拌していない白いはちみつとの区別が難しいです。  

手を加えずに自然と白く結晶化するモノ

◆攪拌などせず結晶化によって白くなったはちみつはエスパルセットの含有率が高いので、全く手を加えていないにもかかわらず、真っ白なキルギスハニーになります。

手を加えて白くしたモノとは異なり、手を加えずに自然と白く結晶化しているため風味・舌触りなどに違いがあります。

こちらは他のはちみつと比べると効果効能も非常に高く、栄養価も勝るために、他のはちみつとは全く異なります。最も優れたはちみつとなります。  

スーパーなどで見かけるはちみつ

対して、スーパーなどで見かけるエスパルハニーは、安価にしあげるため人工的に加熱や加糖の加工がしてあります。
大量に生産できるので比較的安価で購入できます。

白いキルギスハニーには、養蜂家の商品によってエスパルセットの含有率が異なります。
一般的な指針として1種類の蜜源の含有率が70%以上のモノを、単花蜜と呼んでいます。
なかには、検査をしてエスパルセットの含有率が85%~95%あるエスパルセットもあります。
それらは、はちみつに含まれる花粉の種類と量によって識別されます。
「攪拌などせず結晶化によって白くなったはちみつ」の中だけに見られるものです。

他のエスパルハニーと書かれている白いキルギスハニーは、エスパルセットの含有率が30%~60%の可能性が高く、これらのはちみつには菜の花や忘れな草の花蜜が多く含まれていると考えられます。
それは巣箱の置き場所や時期、採蜜のタイミングなどから推測されます。  

キルギス現地での食べ方

キルギスの現地では、白いキルギスハニーをスプーンにとり、そのまま舐めることが習慣化されています。

白いキルギスハニーの密源であるエスパルセットは、キルギス現地では古くから薬草として用いられており、それらから採集されたはちみつは、新陳代謝向上の目的など薬としても古くから食べられていました。

今では風邪や口内炎の予防などのために愛用していますが、このはちみつが世界で認められていることを誇りに思っています。

クセがなく後味もさっぱりしているので、ヨーグルトにかけたり、パンに塗ったり、紅茶の中に入れて飲むなどが王道です。

その食べ物の味を損なわずに甘みをプラスしてくれるだけでなく、効能的意味でも重宝されています。

さらに、現地では、白いキルギスハニーの密源に近いという理由から恵まれた環境にあると言えるので、他国よりも入手しやすく、美容法にも用いられています。

保湿性に優れているためスキンケアに大変良いとされていて、体と顔に塗ってパックにも使用されているのです。  

キルギスハニーの驚くべき効果!

 かつて白いキルギスハニーがテレビで紹介されたことがあります。

テレビでは、驚きの健康効果をマレーシアのサインズ大学が検証していました。
カルシウムを混ぜた水、天然はちみつを混ぜた水を6ヶ月間飲み続け、骨密度を比較するというものです。
そこで、天然はちみつ水のほうが、骨密度が上昇するのが実証されました。

2018年11月12日の「名医の太鼓判」というTBSのテレビ番組において、白いキルギスハニーが“万能型のはちみつ”であり、脳の栄養素になるブドウ糖が豊富であること、美肌や風邪に効果が期待できることが取り上げられていました。

主となる効果効能を記載してみます。  

骨の老化予防

天然はちみつには数百種類のポリフェノールが含まれているために、この効果により老化を遅らせるだけでなく、グルコサミンも含まれていますので、ここでも相乗効果で骨の老化予防に役立ちます。これはもちろん、天然非加熱のはちみつだけの効能です。

グルコサミンは、アミノ糖の一種です。
グルコサミンは人の体内で合成されますが老化で衰えていきます。

グルコサミンを補給することで、軟骨の磨り減りを抑え、関節の動きを滑らかにし、関節痛を改善する効果があることは、海外でおこなわれた複数の臨床試験でも有効性が示唆されています。

はちみつの健康効果を研究している平柳先生によると、はちみつポリフェノールが破骨細胞の数・働きを抑えるため、
はちみつを食べれば骨の老化を予防できるといいます。
(「名医の太鼓判」というTBSのテレビ番組内にて)  

疲労回復効果

はちみつの糖分は、単糖類なので、即エネルギーへと変わります。
消化器に負担をかけず、体力を消耗した体に早く効きます。

生はちみつは吸収が早いため、疲れた時に瞬時に栄養補給ができるということです。

はちみつにはストレスを和らげる「セロトニン」を分泌させるために必要な「トリプトファン」が豊富に含まれているので、安眠効果が期待でき、鎮静作用があるので熟睡するのに役立ちます。

寝る前の空腹時に摂取するのが最も効果的とされているので、そのまま手を加えずにスプーンにすくっていただきましょう。
(はちみつは金属に触れると変質してしまいますから、そのときはハニーディッパーや金属以外のスプーンを使用してください。)

また、ブドウ糖の含有率の高さから、リラックス効果もあるとされています。
脳の栄養素はブドウ糖です。
ですから、疲れた時にブドウ糖が多く含まれるはちみつが効果を発揮するというわけです。  

美容、保湿効果

私たちの体内で栄養素を分解・合成する代謝には酵素を助ける「補酵素」としてミネラル・ビタミンが必要です。

キルギスハニーには、豊富なビタミンまた、ミネラルがたっぷり含まれ、代謝もよくなり女性の美肌へ役立ち、またパックや洗顔に利用するなど保湿効果もあるので美肌に効果的な役割も果たします。

抗酸化作用もあるため老化対策にもなります。また、ミネラルやビタミンは体内で合成することができないため、100%外部補給が必要なのです。

お風呂に入った後にはちみつを顔に塗ると保水力が高まり、乳液にはちみつを1滴垂らして混ぜてから塗ると、保湿効果が高まります。

はちみつは粒子が細かく浸透が早いため、適量の場合は肌に塗ってもベタベタすることがありません。

ですから、美肌を保つためのはちみつレモンをつける健康法では、5分ほどおいて水を流すと、パックのような効果が得られるとしていてスキンケアにも用いられています。

また、ヘアケアにもプラスに働くので、さらさらつやつやにしたければ、いつものトリートメントに少量のはちみつを混ぜ合わせて使うという簡単な方法であっても、その栄養価、保湿作用を実感できるでしょう。  

カロリーダウン、ダイエットにも

 はちみつは栄養価がとても高いことでも知られていますが、甘さは砂糖の3倍あるのに、カロリーは砂糖より20%抑えることができます。砂糖の代わりに血糖値を調整する機能もあるため、脂肪がつきにくくなります。砂糖をはちみつに変えることで甘いものを制限しすぎずにいただけます。つまり罪悪感なく甘さを得られ、満足感ある生活へと変わることができます。

はちみつは運動が加わればエネルギーに変わりやすいという点から、体脂肪がつきにくいだけでなく、100gあたりのカロリー量も、砂糖よりおよそ100キロカロリー少ないのです。

はちみつは高い抗酸化作用のあるポリフェノール、新陳代謝の促進効果がある亜鉛を含有しています。

これらの成分が老化の原因である活性酸素を除去し、新しい細胞への生まれ変わりをサポートする事で、痩せやすい体になれるでしょう。

また、はちみつにはカリウムが豊富に含まれています。
このカリウムが体内に溜まっている余分な塩分の排出サポートに役立ちます。
つまり、むくみ予防効果が期待できます。

体内に取り込まれたはちみつは酸性からアルカリ性に変化し、乱れた食生活、睡眠不足、ストレスなどでドロドロになった血液を「血液サラサラ状態」へとコントロールしてくれます。
つまり、血流改善により血中のコレステロール値を下げてくれます。

含まれているビタミンB群やミネラルが、健康的な皮膚や粘膜を維持するので、ダイエット中の食事制限やそれに伴うストレスによる肌荒れ対策にもなり、美肌効果も期待できるのです。  

腸内環境を整える

  はちみつに含まれている亜鉛は、便秘や胃炎、腸内環境の改善、予防にも役立ちます。

私たちの体は、亜鉛を必要としています。
ツヤツヤな肌や髪を手に入れたい人、ちょっとした体調不良にも亜鉛を摂る事をおススメします。

亜鉛は、主に骨格筋・骨・皮膚・肝臓・脳・腎臓などにある成分で、タンパク質の合成に関わる酵素の材料として使われます。

人間の体に必要とされる必須ミネラル16種のうちのひとつですが、体内で作り出すことができないため、食事から摂取する必要があります。不足するとさまざまな症状を起こすことがあります。

亜鉛は新陳代謝やエネルギー代謝、免疫反応など、体内のさまざまな働きをサポートして正常に保つ役目を持っているのです。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015」においても推奨されています。

また、ビフィズス菌の餌であるオリゴ糖を含んでいるため整腸作用が期待できます。
便秘や下痢の症状があるとき摂取するとよいのは、オリゴ糖で腸内ビフィズス菌を増加させ、グルコン酸で腸内環境を整えるからです。  

殺菌効果

はちみつの高い殺菌効果は、喉の痛みや咳止め、口内炎に効くという話を聞いたことがあるかもしれません。

はちみつは、古くから、食べるのみならず、傷薬として用いられ美容にも使われていました。これは殺菌力が含まれていたから他にありません。また、はちみつはカビや細菌が繁殖できないこともあり、適切な環境にあれば半永久的に腐ることもないのです。

はちみつはブドウ糖酸化酵素というものを含んでいるのですが、この酵素がブドウ糖を過酸化水素やグルコン酸といった物質へ変換します。
そして変換されたそれらの物質は各々、強力な殺菌作用を持っています。そのため、はちみつそれ自体が著しく強力な殺菌作用のある食材となります。はちみつの殺菌力は風邪の菌に対しても当然効果を発揮します。

特に、喉の違和感を感じるような風邪のひきはじめの時に意識的に取り入れるなど、風邪をひいてしまって早く治したいときや食欲のないときなどにも摂取したい頼りになる効果的な食材となります。

口内の悪玉菌の繁殖が原因で起こる口内炎や口臭は、はちみつを舐めることで軽減されます。
そして、口内環境を良くするなど治すことに一役買ってくれる可能性があります。
はちみつの持つ抗菌作用や成分は虫歯菌の繁殖を抑制する効果があります。

食べるサプリメントとして

 白いキルギスハニーは、栄養価が高く万能型のはちみつとされています。これは、生活習慣病予防や、二日酔いや花粉症の予防、改善以外にも様々役立つものであり、快適な毎日を送ることができるからです。

2018年1月23日【名医とつながるたけしの家庭の医学】というテレビ朝日の人気番組内において、ある毒素の話が出ていました。
その毒素というのは、認知症の原因の一つになる誰もが体内に持つLPSです。

「その毒素LPSが異常に増えて細胞に炎症を引き起こした結果、脳細胞を死滅させる」という論文発表についての話でした。
そのLPS細胞の増加を抑え込むことが認知症予防になるので、はちみつが効果的だというのです!

はちみつはその抗菌力や数々の酵素で古来より医薬品として重用されてきましたが、口腔ケアと認知症の予防にはちみつを毎日、食べることを勧めていました。

はちみつの持つ様々な効果は、45度以上に加熱していない天然の生はちみつだけから得られます。
瓶詰の生産性向上のために、はちみつが緩くなるまで加温すると、天然はちみつの成分は死活します。

「非加熱・天然・生のはちみつ」の国内流通量は、非常に少なくはちみつ商品の表示は、加熱も非加熱も関係なく「純粋はちみつ」としか記載できないので、見つけにくいものになっています。完全無農薬で非加熱のはちみつが、白いキルギスハニーです。

また、はちみつに多く含まれているカリウムにより体内の余分な塩分が排出されるため、高血圧の予防効果や、複合作用から造血作用が期待され貧血予防にもなります。
※1歳未満のお子様は免疫力が低いため、はちみつを食べさせないようにしましょう。

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